母・娘カプセル②
しかし、こういった現象が起きるのは母親が娘を傷つけたいからではない。
むしろ、娘の幸せを願って、すなわち「やせた女の子らしいスタイル」を持つことによって社会的賞賛を浴びさせたいからである。では、こういった考え方はどこからやってくるのだろうか。
この著書ではそれは社会の責任であると述べている。
雑誌『プレイボーイ』の表紙には毎月女性が掲載されているが、この女性は年々細くなってきている。
こういったスリムを奨励し賛美するメッセージを私たちは絶えずシャワーのように浴びている。
また、一般の女性たちもなんの疑いもなくハイヒールを履き、街を闊歩しているがこれは魅力的に見せたいがために背を高くするという身体的に不快なことを我慢しているのだ。そしてそれがいつのまにか「むしろそうしたいこと」となっている。